岐阜県可児市にある「株式会社 清香苑」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
当社は、昭和48年の創業より長きに渡り
「親切」「丁寧」「礼儀正しさ」を信念として
安心で明瞭、まごころを込めてお手伝いさせていただきます。
お弔いのありようについて、いまいちど考察するには
仏教の成り立ちにつて触れることは大切です。
仏教の「仏」とはお釈迦様のことですが
お釈迦様は約2600年前に実存した人物です。
現在のネパールにあたる北インドで、シャカ族の王の息子として生まれ育ちました。
大変に恵まれた環境で暮らしておられたわけですが、城の外で民衆の暮らしに触れ
人生の転機を迎えます。
この世には上や病気、老いや死といった苦しみが渦巻いていて
人はそこから逃れることはできないのだと知り、人生の無常感を感じて
苦悩するようになったのです。
29歳の時に、地位も財も、家族も捨てて出家し
大苦行を6年間続けた末に、公卿では悟りを開くことはできないと考えます。
そして菩提樹の下で静かに瞑想に入り、7日目の未明、真理に目覚めたといわれています。
こうして35歳でブッタ(目覚めた人)となったお釈迦さまは
80歳で生涯を閉じるまで、人々に苦しみを手放して
心穏やかに生きていくための道を説き続けました。
「周囲と調和して心穏やかに生きてゆくこと」
それはつまり慈悲心と智慧をはぐくみながら生きていくこととも言えます。
慈悲心があれば周囲と衝突することはありません。
智慧があれば世の中を正しく見つめることができます。
話は戻って、葬儀や法要、お墓参りといったお弔いは
故人の為だけに行うものではありません。
お釈迦様は弟子から死後のことについて訊かれたときに
「死んだあとのことはいくら考えても分からない。それよりも今日という日を
明るく生きるためにはどうしたらいいのだろうと考えて実践することです。」
とお答えになりました。
仏教というのは、あくまで生きている人の為のものであって
人々が士別の苦しみを乗り越えるための癒しの機会であり
自ら生き方を見つめ直すためのチャンスともいえるのではないでしょうか。
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